自分には無理だと思っていたけど
2020年からコロナが蔓延し、各地で緊急事態宣言が発令されました。各企業では在宅勤務を実施しているかと思いますが、私の勤める会社でも同じように在宅勤務の実施を指示されました。上司から指定されたのは週3在宅勤務で、月曜日、木曜日、金曜日に実施する運びとなりました。
つまり、火曜日、水曜日以外は不要不急の外出をしないことになりました。
四六時中家にいる生活は元々インドア派の私からすれば大変ありがたいもので、無駄な飲み会もなく、無駄に外に出る必要もないこの状況は天国としか言いようがありませんでした。その上、今は宅配の食事なども手軽に頼めるようになっており、文字通り「外に出ない生活」が出来る環境となっていた事もあり、全く外出せず、しかしながら事あるごとに出前を頼み、しっかりと三食食べる生活を続けました。
その結果、当たり前ですが予想を遥かに上回る体重の増加がありました。気づいた時にはすでに遅く、コロナ前に余裕で着ることのできていたジャケットがパツパツになる始末。流石にまずいと思った私はゼロ知識のままダイエットを決意しました。
運動が苦手な私が唯一できることは、食事を変えることです。とても簡単なことで、「出前をやめる」の一択となりました。
決意した日から出前をストップし、歩いてスーパーへ行くことにしました。まとめ買いをするのが今の状況であれば適切ではあるものの、目的がないと外に出ることのできない私はとにかく毎日スーパーへ足を運びました。この判断が意外にも功を奏したのです。
歩けば疲れる。疲れると必然的に食欲が減る。でも何か食べて栄養を補給しなければならない。そうなった時に食べるのが、あっさりとしたサラダチキンに、サラダ。少し食欲がある時にはおにぎりなどを食べる生活に変わりました。
いままではコッテリ、マッタリ、油たっぷりの食事ばかりしていた事もあり、食生活を見直すだけで体重がガッと減りました。健康的なものであるかは分かりませんが、いわゆる「しっかり食べて、動く」生活に少しでも近づけることが出来たのが良かったのかなと思います。
ダイエットなんて自分には無理だと思っていましたが、少し見直すだけでズボラな私でもダイエットに成功しました。
ちょっとでもまずいな、と思った部分を矯正するだけで、結果は自ずとついてくるんだなと実感しました。
これからも自分に無理のないダイエットを続けていこうと思います。