頑固な老犬17歳の愛しい日々
我が家には17歳になるポメラニアン♂がいます。http://viziszinhaz.com/
まさかこんなに長生きできるとは思っていませんでした。
と、言うのも1歳にならないうちに急性肝炎になり、1歳過ぎたくらいから心臓が悪いことが判明しました。
そしてあれよあれよといううちに、腎臓や気管狭窄など次から次に病気になり、それからずっと薬を飲んでいます。
ですから長生きできないだろう、そう思っていました。
そんな飼い主の気持ちを知ってか、健気に頑張る愛犬に励まされ、ときには喧嘩もし、今はお互いに年をとって老老介護しています(笑)
我が家の愛犬ポメですが、食べることが大好き、一時期4キロ以上になり、コロコロしていました。
ただ、太っていると咳が頻繁に出ることもあり、お医者さんから痩せるように言われていました。
ところが15歳を過ぎたころから何もせずともどんどん体重が落ち、今はガリガリ、毛並もすっかり悪くなり、毛量もなくなり、超スリム体型で貧相なポメラニアンになりました。
そして今はてんかんも発症し、たびたび発作が起きるたび、これからどれくらい一緒にいられるのか、思い知るのです。
愛犬がシニアになり、飼い主としては色々と戸惑うこともあります。
若く元気だったころとはまるで考えを変えなければなりませんでした。
一番飼い主を悩ませているのが、頑固さです。
もともと頑固な性格でしたが、15歳を過ぎて非常に頑固で、こうと思ったら飼い主を困らせることがあります。
さらに白内障の進行も悩みです。
夕方のお散歩などは車のライトに急に驚き、尻もちをつくことが増えました。
たまに雪が降ってくることにさえ驚き、歩くことが困難なほど何度も転びます。
今は体を飼い主に急に触られることにも驚き、それが震えるほど驚くことがあるので、触る時は軽く一度足などをタッチしてから
触るように心がけています。
何よりあまり体を触らせてくれなくなりました。
老犬の飼育がこんなにも難しいことは知りませんでしたし、愛犬の老化に追いついていけない飼い主がいます。
最近は老犬になって手放す飼い主が非常に増えているそうです。
その理由としては、病気で苦しむのを見たくない、死ぬのが怖い・・・とても身勝手極まりない飼い主が多いようです。
私は愛犬を昼間ひとりぼっちで留守番させていますが、気が気ではありません。
いつどうなっても仕方がない、そう心の準備をしてはいますが、いつまでも一緒にいたい思いです。